パフォーマンスとビデオ、インスタレーションを融合させた表現の先駆者として知られ、2018年の京都賞を受賞した美術家ジョーン・ジョナス(1936年生まれ)。初期から最新作までの4作品を中心にその歩みを振り返る展覧会が京都市で開かれている。
1970年に来日してソニーのビデオカメラを買い、能や歌舞伎を見たことが、ジョナスにとっての転換点となった。
72年の初の自主制作映像「Organic Honey’s Visual Telepathy」は、ジョナスの分身でもある仮面の女性像「オーガニック・ハニー」を生み出すとともに、自身のパフォーマンスとその様子が映る画面を同時に鑑賞させる形式へと発展した。
同様に女性の表象を扱った「L…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル